アメリカでは、今もなお、黒人に対する差別的な行為が行われている。ましてや70年前なら想像を絶することだろう。
そんな時代に、黒人を雇い入れるオーナーと日々の差別行為を我慢し続ける主人公の行動に感動せざるを得ない。
しかし、我慢が切れて、バットで壁を打ち付けるシーンでは我慢の限界を超え、涙が流れてしまう。
何か始まらないと歴史は作られない。しかし始めることはたいへん難しい。先駆者精神を呼び覚まされる作品。
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- 感想投稿日 : 2014年12月14日
- 読了日 : 2014年12月7日
- 本棚登録日 : 2014年12月14日
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