英題の直訳は「チャーリー・ブラウンのアメリカ」だがこの邦題はいいのか?と思ったが、訳者あとがきでそこのマーケティング上の戦略というか、思惑みたいなものも書かれていたので良し。
50年代から80年代にかけてアメリカで巻き起こっていた大きな社会問題と、それを「ピーナッツ」がどのように扱い、反響があったかを解説したもの。想像よりもそれぞれの説明密度が高く、読み応えがあった(多少つまらない部分もあった)。個人的には「ピーナッツ」の原作も、アニメもほとんど見た記憶がないので、挿絵があまりなく、想像に頼らざるをえなかった箇所が多かったのが残念。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文化史
- 感想投稿日 : 2025年3月7日
- 読了日 : 2025年3月5日
- 本棚登録日 : 2025年3月6日
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