それから (新潮文庫)

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本棚登録 : 4263
レビュー : 347
著者 :
乾 辰巳さん 国内小説   読み終わった 

愛した女性を友人に譲り、後に友人が放蕩に身を持ち崩し、女性も傷ついているのを知り、自分もかつての愛を甦らせ女性を奪い返すという、不倫、略奪なんでしょうけどそれにつきもののエゴをあまり感じなかったです。
彼の悩みが、道に外れた行為というより自分自身に向けられているからでしょうか。自身に嫌悪し、無価値と感じている彼には多少共感できる面もありました。理論ばかりで実体を伴っていない、今で言うニートぶりにはとても共感できないですけど。
三千代という女性を得たものの、代助が失ったものも大きかったですね。最後の赤のイメージが印象に残りますが、やっぱり破滅に向かっているんですかね?

レビュー投稿日
2017年10月13日
読了日
2017年10月13日
本棚登録日
2017年10月13日
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