舞台は300年後の火星(アクア)。
水先案内人(ウンディーネ)になるために地球(マンホーム)から火星にやってきた水無灯里は
ARIAカンパニーに就職しその道を歩みだす。
本作品は灯里がウンディーネとして一人前プリマ)になるまでの日常を描いた作品である。
注目すべきはこの作品の随所に散りばめられている"癒し"である。
灯里はなんでもない日常から幸せや喜びを次々と見つけ出す。
本作品は灯里と灯里を取り巻く人々の笑顔で溢れている。
それをより効果的にさせているのが火星という舞台設定にある。
地球は文明が進みすぎている一方で、
火星では住人があえてアナログな環境を好んでいる節がある。
この設定が灯里の性格をより前向きに魅せるのに大きく作用している。
灯里の姿勢は普段の私の私生活を見直させる良いきっかけになる。
疲れた時、忙しい時に読み返したい手放せない作品である。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2013年2月8日
- 読了日 : 2013年2月8日
- 本棚登録日 : 2013年2月8日
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