911以降「アメリア イズ ナンバーワン!」がより一層強まり、国をあげて狂気とも思える勢いで戦争に国を挙げて突っ走ったアメリカを、内側から批判している本。
911以降のアメリカ国内で、こういうスタンスで発言し続けるのはきっと大変なことだっただろうなぁとか思ったけれど、それすらも許されるのが著者が最も愛するアメリカの「自由」ってヤツなのかなぁとか思った。
民主主義が抱える問題点とか、その素晴らしいメリットを享受するための対価については胸にしみた。自由は果たして無制限に無償でそこに当たり前にあるものだと勘違いしている今の日本も、こういう「ただしい民主主義」とかを教えるべきなんじゃないかと思えた。
読書状況:読み終わった
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教養
- 感想投稿日 : 2012年4月7日
- 読了日 : 2012年4月6日
- 本棚登録日 : 2012年3月25日
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