すべてを食べつくした男 (文春文庫 ス 10-1)

  • 文藝春秋 (2005年2月1日発売)
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感想 : 13
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元弁護士の著者は、その培った法的知識や、勉強のノウハウを、今度は食へと転化させた。
驚くべきはその行動力!食にここまで情熱を傾けられるのは、まさにプロフェッショナル。医学的根拠の検証から、マナーの実践、本物を求めての旅、これらすべてに妥協なく、納得するまでとことん突き詰めている。何よりも、食に関する職につくために、彼は、好き嫌いを克服させた。食に対する偏見を払拭させなければ、公平な判断で批評できないからだ。
そういった著者の姿勢は、大いに見習うべきだろう。
ただ、知らない食材や料理の話となると、かなり読み進むのに苦労した。知識が皆無だからしょうがないか^^;

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 雑学・エッセー
感想投稿日 : 2008年11月24日
本棚登録日 : 2008年11月24日

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