憑神

著者 :
  • 新潮社 (2005年9月21日発売)
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本棚登録 : 412
感想 : 93
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うっかり三巡の祠に手を合わせたばかりに、貧乏神・疫病神・死神に取り憑かれる武家の次男坊「彦四郎」のお話。
彦四郎という人物像が、前半は「婿入り先から叩き出されやさぐれたニート」から、後半になって「武士の鑑」になったのに違和感を覚えた。
物語としては面白いが、ラストが綺麗にまとまったと見せかけて唐突で雑な印象なのが残念。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年7月11日
読了日 : 2015年7月11日
本棚登録日 : 2015年7月11日

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