模倣犯(四) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2005年12月22日発売)
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感想 : 357
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義男さんは、読者の心の癒やしポイント。
真知子達が駄目になった本当の理由がありそう。
正しい人が居てくれるだけで安心する。

由美子。そんな馬鹿な子じゃなかったはずなのに。
多分、ピースのせいなんだろうけど。
おばさんの、由美子達への職場がなんか怪しい。売られそうというか。疑いすぎかな。

相手を窮地に追いやって、いい人のふりして手に入れたり、操ったり。そういう人、現実でもいるんだろうな。普通に生活してるんだろうな。
私は嫌。

真一が、事件や樋口に、生活ずたずたにされてるのに、ちゃんと労働しててまっとうで安心する。その感覚が大事。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年9月19日
読了日 : 2017年9月19日
本棚登録日 : 2017年9月19日

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