五郎治殿御始末 (中公文庫 あ 59-1)

著者 :
  • 中央公論新社 (2006年1月1日発売)
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感想 : 39

明治維新により武士階級が消滅し人生の転換を迫られる人達。あ。そういうひと、タイムスクープハンターの密着取材で見ました。今までの常識が変わってしまう大 変さは想像するしかないが、その時代の人々の心中は想像の範囲外な気がする。戊辰戦争で生き残った会津藩士の家族の「女腹の血筋」という言葉の意味深さ、それ を言わせる矜持の高さに震えが走った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2014年9月19日
読了日 : 2013年12月13日
本棚登録日 : 2013年12月13日

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