3時のアッコちゃん

著者 :
  • 双葉社 (2014年10月15日発売)
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感想 : 505
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H31.3.24 読了。

 4話で構成された短編集。前半2話はアッコ女史が活躍して、周りの人たちに元気と勇気を与えてくれる作品だった。後半2話はアッコ女史の登場は少なくて、関西が舞台の温かい人情話だった。
 柚木麻子さんの作品は、読んだ後にふんわりと包み込んでくれるような温かい気持ちになれる読後感が良いですね。
 アッコちゃんの続編も読みたい。

・「人は想像力に救われ、想像力にお金を払う。不景気で夢を見られない時ほど予期せぬサプライズを切望する。それはまぎれもない事実なのだ。」
・「道しるべならこの手の中にあるのだ。いつだってヒントはそばにある。それに気付くか気付かないかは自分次第なのではないか。」
・「人の一生を延ばすのも縮めるのも、そんな取るに足りない、ばかばかしい、ささやかな、なくても誰も困らないようなことなのよ。」
・「毎日の睡眠と最低限の生活、3食を確保出来る労働環境。寝ることと食べることとしゃべること。それを欲するのは、甘えでも我がままなことでも身の程知らずなことでもなんでもない。真剣に働きたいからこそ、誰かの役に立てる人間になりたいからこそ、必要不可欠なものなんだ。」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 作家名
感想投稿日 : 2019年3月24日
読了日 : 2019年3月24日
本棚登録日 : 2018年4月21日

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