脳科学や生物学の本を読み始めていたので、本書の素材となっている科学的思考の部分が納得できた。AIが、限りなく人間に近づくように見えても、リアリティをとらえたときの不思議さは、AIには無理では。有名な哲学者を読み込んでいるのもすごいですが、その言説を小説家としての体験を通して読み直してとらえなおしてくれるありがたさを何度も感じました。人間=肉体+言語とみるとらえ方に納得も。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
哲学
- 感想投稿日 : 2016年11月20日
- 読了日 : 2016年11月20日
- 本棚登録日 : 2016年11月20日
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