賭博破戒録カイジ人喰いパチンコ 1 1000倍台“沼”編 ア (プラチナコミックス)

  • 講談社 (2010年2月3日発売)
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感想 : 2
4

地下チンチロで約180万円を勝ち取ったカイジ。
それを20日外出する権利と80万円の現金とに振り分け、カイジは45組6人分の借金に当たる6000万強の大金を手に入れようと画策する。

坂崎というおっちゃんに連れられてやってきたのは、帝愛の裏カジノ。
そこにあったのは、1000倍台・1玉4000円のパチンコ「沼」。

「出そうだが………
決して出さないのがこいつの特徴………!
沼…
人喰い沼だよ
こいつは…!」

このパチンコには3つのハードルがある。
まず、役物へ落ちる通過ロードを玉が通ること。
そのために坂崎は、クギの設定が「A」(30に1つ道に玉が落ちる)の日を調べ出した。

二番目のハードルは、クルーンの入り口で玉を弾く番人。
ここでまた2/3の玉が蹴られ、クルーンに辿り着くのは90に1つの確率となる。

そして残るは、最大の難関「三段クルーン」。
これをクリアすれば6億!
坂崎は磁石を仕込んだゴトビールを使い、玉の軌道を歪ませようとする。
しかし、玉は磁石に反応しない真鍮製に変えられていたうえ、「ブロック発動」によってクルーン手前の役物が玉を全部弾くようになってしまった。

結局おっちゃんは本来の持ち金2000万に加え、盗んだ3000万もほとんど使ってしまう。
手元に残ったのはわずか638万。
カイジ、完全攻略できるのか?

ただのパチンコなので、今までのような駆け引きがなくてちょっと物足りない…

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年6月13日
読了日 : 2010年3月15日
本棚登録日 : 2020年6月12日

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