物語の舞台は、大戦争によって文明社会が滅びてから1000年後の世界。
海のほとりにある小国「風の谷」が大国トルメキアと工房都市ペジテ市の争いに巻き込まれる。
彼らが狙っているのは、人々の命を脅かす「腐海」とそこを守る蟲(むし)たちを焼き払う力を持つ「巨神兵」と呼ばれる巨人型の超兵器。
しかし、自然を愛し蟲の心を理解する力を持つ風の谷のナウシカは、彼らの考え方に強く反発する。
自らの利益のため、風の谷をはじめ多くの人々と蟲たちを犠牲にすることもいとわないペジテの男たちの暴走と、トルメキアの皇女・クシャナの企みを止めるために、自らの命を賭けて彼らに立ち向かっていく―。
(金曜ロードSHOW!)ホームページより
冒頭の蟲(オーム)との戦い、BGMがロールプレイングゲームみたいだった(笑)
画が古くさいし、蟲は気持ち悪いしで、「トトロ」のように万人受けする作品ではないだろうに、これを映画にした宮崎駿の度胸はすごい!
ナウシカは凛とした強さと、健気な少女らしさとどちらも持っていて、魅力的なヒロインだ。
「姫ねえ様真っ青な異国の服を着てるの
まるで、金色の草原を歩いてるみたい」
オームの血で汚れてるだけだけども。
大空を飛び回る主人公、神と人との戦争(環境問題)、強い女性、音楽、どれをとってもその後のジブリ作品の核となる要素を含んでいる。
原作コミック全7巻のうち、映画は2巻までの部分だけのよう。
全部読んでみたいなぁ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年12月29日
- 読了日 : 2013年12月29日
- 本棚登録日 : 2013年12月29日
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