宴のあと (新潮文庫)

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本棚登録 : 1579
レビュー : 146
著者 :
teruyaさん 古典文学   読み終わった 

訴訟問題でも有名な、三島由紀夫の代表作。特に物語中盤から終盤にかけての盛り上がりが秀逸。
説明的過ぎる文体が気に障るが、読む人によってはそこが「美しい日本語」と捉えられるから不思議である。

しづという人物に対して、私は一種の扇動家のような印象を持った。天性の人懐っこさと激情、そして恵まれた肉体を武器に、次々に周りの人間を巻き込んでいく様は、どこか恐ろしい。純粋に自然とやっているから、尚更タチが悪い。その犠牲者とも言える野口がただただ哀れである。その後、しづはどのような最期を迎えたのだろう。

レビュー投稿日
2011年11月12日
読了日
2011年11月11日
本棚登録日
2011年11月11日
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