熱狂する現場の作り方 サイバーコネクトツー流ゲームクリエイター超十則 (星海社新書)

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  • 星海社 (2015年10月23日発売)
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 みんながよく口にする〝自分たちは大手メーカーと違って会社の規模も小さいし人数も足りないし、お金も機材も足りない。同じ闘い方はできないから、同じことを目指すのはやめよう。できることを自分たちなりに頑張ってやれば、結果は後から付いてくる〟これはある意味正しいのかもしれないけれども、やはり俺は間違っていると思う。我々が大きい会社だろうと小さい会社だろうと、それはお客様には関係が無いよ。ましてや、同じような値段で売られるわけだから。ウチのゲームソフトも大手のゲームソフトも。それはただの言い訳だよ。逆だよ。大手のゲームソフトと比較検討されたうえで、お客様は購入を検討されるわけだから。だったら、大手のメーカーにも負けない魅力や企画やコンセプトを掲げなきゃいけない。それを実現しなきゃいけない。〈中略〉言い訳をやめよう。自分たちを慰めるのもやめよう。そして勝算を持って開発をしよう。そのためには今のままじゃ駄目だ。生まれ変わる必要がある。俺たちは〝特別な人間〟になって〝特別な会社〟にならなきゃいけない。でないと〝特別な勝ち〟はできっこない。4年間、この業界で仕事してみてわかったけど、不思議と他社も含めて、この業界でサボっている人は一人もいない。みんな頑張ってる。ということは、俺たちが頑張っても、きっと大手メーカーも同じように頑張ってる。ということは、その〝差〟は結局埋まらないってことになる。だから、ただの〝頑張る〟じゃ駄目なんだ。〝特別な頑張り方〟をしないと。でないと〝特別な勝ち方〟はできない。ずっとこのまま平行線でその〝差〟は埋まらない。だから、生まれ変わろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2018年8月18日
読了日 : 2018年8月10日
本棚登録日 : 2018年8月10日

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