コトの本質

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本棚登録 : 105
レビュー : 16
著者 :
tetitoさん 雑学   読み終わった 

2006年の本。東大の松井先生のエッセイ。
理学部で地球の成り立ちを研究している著者がその軌跡のプロセスを外化している話。
キーワードとしては「内部モデル」「要素還元主義」「二元論」「共同幻想」「レンタルの思想」「問題をつくる」あたりだろうか。

システムの3つのポイントもよかった
1,どういう構成要素からできているか(モノの特定)
2,駆動力はなんであるか
3,構成要素間の関係性

やはり問いを立てる。問題を作ることの重要性、その難しさとそれについて考え続けることが大切なのだなぁ。
GWに読む辺りが時間もありちょうどよかった。

■目次
第1章 よろこびの根源を見る
◆見るということには不思議な働きがある
◆内部モデルを刻々更新していくのが生きるということ
◆みたいと思い続けているからひらめきがくる
◆見たいものを見るためだから何十年も考え続ける
◆果てを見たいから境界線を休みなく広げていく

第2章 育つプロセスを見る
◆他者と衝突して自分にハッと気づくところに出発点がある
◆外の世界との関わりにバリエーションと広がりを持つ
◆プロフェッショナルの基礎を確立するときがくる
◆中核にある問題を解くと新たな発想が手に入る

第3章 関わりの中の自分を見る
◆共同幻想を突き抜けて外側から見ると人間がわかる
◆さまざまな分野に生きる人々の中で自分の場所を知る
◆時間を無駄にしない議論のプロセスで自分の主張を貫く
◆そのときどきの世間の勝ちで自分の価値を見失わない

第4章 考える頭の中を見る
◆考えるということはまず問題をつくることである
◆システムと歴史という見方で人間をつかまえることができる
◆内部モデルの異なる人にわかってもらう技術を知る

レビュー投稿日
2019年5月1日
読了日
2019年5月2日
本棚登録日
2019年4月26日
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