ビジネスと人生の「見え方」が一変する 生命科学的思考

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  • NewsPicksパブリッシング (2021年1月8日発売)
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予想のほか哲学的、著者は遺伝子解析の研究を推進し、正しい活用を広めることを目指すジーンクエストを起業した研究者で経営者。

視野の持ち方、課題とは、の2点は、印象に残った。

視野は広いほどいいのではなく、「広くも狭くも自由に設定できる能力」こそが重要。空間的視野と時間的視野。

現状に満足していれば、課題は存在しえない。思い描く未来と現在の状況に差分があり、現状維持では目標に到達できないとわかったとき、その未来差分を解消しようと行動が生まれる。

課題の本質は、「解決することでより良い未来に到達できるものであり、それを意識づけてくれるもの」。課題を見つめて自身の主観的な意志を認識して行動に移すからこそ、よりよい未来に行くための原動力になる。

普段の生活、活動の根底には「個体として生き残り、種が繁栄するために行動する」という生命原則がある。この原則は、個体を取り巻く外界の環境変化に対応するために、個体の死の仕組みのように壊すことも組み込まれている。厄介とも思える感情も、生命原則を最大化するために備わっている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年9月20日
読了日 : 2021年9月19日
本棚登録日 : 2021年9月20日

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