黄色い部屋の謎 (創元推理文庫 108-1)

  • 東京創元社 (1965年6月21日発売)
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本棚登録 : 307
感想 : 40
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フランス人は「悪の英雄」というのがどうも好きらしい。その最たる代表はルパンであるが、本作も希代の詐欺師パルメイエなる者を設定し、犯人に仕立て上げ、しかも逃がしている。
従ってそういった一種特別な技能を持った人物を想定する事で、衆徒環視の下での人間消失とか、密室犯罪だとかの魅力ある不可能事象が作者の御都合主義の下に制御され、興醒めである。

本作のメインの謎の真相が詐欺師の早業だとか被害者の悪夢による狂乱事だったとは…。
果たして本作の歴史的地位というのは一体何に起因するのだろうか?誰か教えてくれ!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ&エンタテインメント(海外)
感想投稿日 : 2019年2月19日
読了日 : 2019年2月19日
本棚登録日 : 2019年2月19日

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