クモの糸でバイオリン (岩波科学ライブラリー)

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本棚登録 : 100
レビュー : 16
著者 :
帝塚山大学図書館さん 図書館おすすめ本 ~2017   読み終わった 

タイトルのインパクトにひかれて手にした本書。
著者がいかにクモの糸に興味を持ち、バイオリンの弦として使えるようにするまでの
奮闘ぶりが描かれています。

クモの糸に興味を持つものの、研究があまりされていない事を知り、趣味で研究開始。
そこからはクモとの付き合いを極めようとしたり、バイオリンレッスンを受けて
自ら演奏しようとしていたり。はたまた、研究成果を論文で発表しようにも
どの雑誌に送ればいいか右往左往したり…。

著者の忍耐力、集中力は、素晴らしいの一言に尽きます。
素晴らしすぎて、追従実験がうまくいかない程に……。
ひたすら大変だなぁと思いつつも、どこか微笑ましい印象も受けました。
のんびりとクモが糸を出すのを待っている図がありありと想像できたからかも知れません。

化学的になかなかの精度を持つクモの糸の弦は、柔らかくて深い音色を出すのだとか。
その音に魅せられてラブコールを送るプロ演奏者もいらっしゃるそうですが、
機会があればぜひ聞いてみたいです。

図書館スタッフ(学園前):あんりみ0

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帝塚山大学図書館OPAC
http://lib.tezukayama-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=1&category-mgz=1&materialid=2110030433

レビュー投稿日
2018年11月9日
読了日
2018年3月31日
本棚登録日
2018年11月9日
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