おはぎやまと学ぶ 日本のしきたり

制作 : 朝日新聞出版 
  • 朝日新聞出版 (2016年12月16日発売)
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感想 : 4
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決して、おぎやはぎ、ではありません。

お相撲さんを、見る目が変わります。
タイトルは「おはぎやまと学ぶ日本のしきたり」だが、
メインは、おはぎやまの重箱部屋での生活になっています。
知られざる、お相撲さんのしきたりです。

「お辞儀で入門」、「手刀でご祝儀」と、何となくイメージできることより、
廻しの付け方、化粧廻しの土俵入り、大銀杏、優勝パレードの模様など、
言われてはじめて意識することも多く、
「そういえば、やってるな」と思い出しながら読むと、
お相撲さんの世界の奥深さが実感できます。
重箱部屋の外国人力士による、異文化比較の「ココがチガウね!」や、
体を張ってのNG行為集で、日本文化の面白さもより伝わってきます。

千秋楽の優勝は外国人力士。「頑張れ、おはぎやま!」

図書館スタッフ(学園前):れお

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帝塚山大学図書館OPAC
http://lib.tezukayama-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=1&category-mgz=1&materialid=2110031358

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書館おすすめ本 ~2017
感想投稿日 : 2017年6月28日
読了日 : 2017年6月12日
本棚登録日 : 2017年6月28日

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