映画の一場面ような空港から、一人旅立つ自分は、それだけで格好良いと思えてしまうかもしれない。
空港って、こんなにガラス張りだったのかと思うほど、どの国もこの国も、ガラス張り。
天井が高く、自然光がふんだんで、窓の外に飛行機がずらり。
外観は宇宙基地のようなものが多く、空港が現代建築技術の結晶なのだと気付かされる。
ところが、外観が似ているのとは対照的に、内装のこだわりが凄い。
シンガポールの空港には、ヤシの木。
バンクーバーには、巨大水槽。
クウェートの空港は、高級ホテルのよう。
ニュージーランドの空港には、映画「ロード・オブ・ザ・リング」のアレがいる。
ただ、どの空港にもいえるのは、各種趣向を凝らしたものの中に、ちゃんとその国らしさが見えること。
空港は、その国の顔なんだなあと、改めて強く実感する。
南アフリカとかヨルダンとか、アラブ首長国連邦とか。
行く機会の少ない国ほど、イメージが変わるかもしれない。
*姉妹本「世界で一番美しい駅舎」
図書館スタッフ(学園前):れお
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
図書館おすすめ本 ~2017
- 感想投稿日 : 2015年11月19日
- 読了日 : 2015年11月30日
- 本棚登録日 : 2015年4月20日
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