各種の言語文化における人間の名前にまつわる事例やエピソードが綴られた著書であるが、「固有名詞とは」という命題や、名前と思想の関連などの考察も興味深い。暴論気味だが、著者の個人的意見(固有名詞に対する憎悪=偏愛)が露骨に表れていて、一風変わった読み応えがある。 --- 2008.07.30
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- 感想投稿日 : 2008年7月31日
- 読了日 : 2011年1月5日
- 本棚登録日 : 2008年7月31日
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