西洋中世の研究家が西洋中世の「聖なるもの」について、男女の愛、娼婦といった面から肉迫している。キリスト教の禁欲ドグマが社会を覆っていた時代に生きていた人々(例えばアベラールとエロイーズ)がいかなる行動をとったか。そして、その行動は果たして現代とどれほど同じなのか。そういったことをこの本は明らかにしてくれている。
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- 感想投稿日 : 2011年3月18日
- 読了日 : 2011年3月18日
- 本棚登録日 : 2011年3月18日
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