人を操る禁断の文章術

  • かんき出版 (2015年1月21日発売)
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メンタリストが書く、文章作成のノウハウ。
メールという文章を通じてのコミュニケーションツールの発展に伴い、
色々なシーンで活用が出来そう。もちろんビジネスでもOK。割りと実践的なので
すぐに活用したい、という方にオススメ。以下抜粋
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・文章は一度書いてしまえば、半永久的に動くもの
・残業を頼みたい、のではなくなんと頼めば、「俺じゃないと出来ない」と思うのか。
企画提案をしたい、ではなく、どんな企画なら「この企画ならいけそうだ」と思うのか。
お買い得を伝えたければ、何をかけば「今買わないと損だ」と思うのか。
・人は論理ではなく、感情で動くもの。=話しかけるように書くこと
・人の心を動かす7つのトリガー
1.興味
2.本音と建前
3.悩み
4.ソン・トク
5.みんな一緒
6.認められたい
7.あなただけの
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1.興味
└事前に調べた)相手の興味のある話をお礼や、連絡のメールの中に1分忍ばせておく。

2.本音と建前
例:食洗機の広告「がんばるママの手が、悲鳴をあげてます」
→建前:主婦なら洗い物をして当たり前。
本音:手が辛い
この欲を利用する。
「普通の人だったら・・・」
「◯◯ですね。(建前)”ですが、今回は~”(本音)」

3.悩み
→年代、性別ごとの特有の悩みに合わせたトーク展開

4.ソン・トク
→「5年保障なので、買って損することはない」
それを「無料」や「返金保証」という言葉でかき消していく。

人は損を嫌う
→「買うと得します」<「買って損はさせませんよ」

5.みんな一緒
→いつまでも肌がきれいなセレブたち。其の秘密はみずにありました。
└相手が所属したいがカテゴリーわかっていると尚有効。

6.認められたい
→「はじめて○○しました」、「~が変わりました」という言葉は、相手の「認められたい」に響く
これらを文章を刷り込み、承認欲求をくすぐる。

7.あなただけの
→ここだけの話、限定販売、在庫僅少、本日限り。
などあったものが規制される・制限されると欲しくなる。

・初対面の印象は7秒で決まり、半年間継続

メールの件名は本文を読ませるために必要

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2015年8月8日
読了日 : 2015年8月8日
本棚登録日 : 2015年1月22日

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