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2015-03-18T18:10:10+09:00
・線の面白さや、形の面白さにある魅力を、差し出しながら、ぽかぽかと温かく、まるで小さな太陽がやってきたかのように描いている絵本です。
吹いてくる風、近付いてくる気配のなかにある、柔らかいもの、その不思議な気配を、動物たちと優しくて可愛いおばけにしているところが、怖くなくて、むしろ温かい気持ちになれました。
誰も振り返らないところに風を送る、安西水丸ならではの作品です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
洒滿陽光
- 感想投稿日 : 2015年3月18日
- 読了日 : 2015年3月18日
- 本棚登録日 : 2015年3月18日
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