マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則

3.93
  • (633)
  • (697)
  • (521)
  • (96)
  • (19)
本棚登録 : 9946
レビュー : 631
制作 : 上田 惇生 
thomas-matsuokaさん  未設定  未設定

とっても楽しく読めました、、、というのは嘘。

なかなか読むのがシンドい本です。これをエンターテイ
メントと「もしドラ」の著者は称していますが、おいおい、
ちょっと無理しすぎな発言でないの、と正直思います。

何がシンドいのか。

多少、文章の格調高さというか、教科書的な雰囲気が取っ
つきにくさを感じさせますが、書いてることは、それほど
難しいことではないです。
また、巷の経営マネージメント本に書かれていることと
それほど大きな違いはなく、新鮮な発見があった、という
感じもしませんでした。

たぶん、次の2点にあるのではないかと思います。

この本が書かれたのは、なんと30年以上も前!すでに
この時期から、グローバル企業やNPOまで含めた
マネージメントの重要性を語り尽くしています。
行間から、著者の知の広範さと深淵さ、先見性に畏怖を
感じざるを得ません。あまりの知の巨大さに、読み手は
萎縮せざるを得ない。巷の経営書の源流がここにある
という凄さにも驚きます。

もうひとつは、この本を通じて、かなり厳しいことを
マネージャーに求めていること。結果、顧客の創造、
イノベーション、真摯さ、社会との調和、等。
 「いかなる組織といえども、その業績はトップマネジ
  メントにかかっている。結局のところ、ボトルネック
  はボトルのトップにある。」
管理者のひとりとして、著者の言葉は、鋭く突き刺さり
ます。。。痛っ。

ベストセラーになっているようですが、けっして
ハウツー本ではない。ビジネス書というより、教科書
として位置づけたほうがいいですね。

レビュー投稿日
2012年7月22日
本棚登録日
2012年1月6日
3
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『マネジメント[エッセンシャル版] - 基...』のレビューをもっとみる

『マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

いいね!してくれた人

ツイートする