スペードの3

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本棚登録 : 1626
レビュー : 267
著者 :
tiaraさん 朝井リョウ   読み終わった 

うーん、面白くないわけではないんだけど、なんていうか、こう...あんまり来ないんだよな。
嫌な人じゃないのにすごく自分にとっては何もかも上手くいかなくなってしまうような存在に、振り回される姿は読んでいてちょっと辛い。
いやいや悪くないんだけどね、朝井リョウくんの爽やかさは全くないね。

演劇というモチーフを通して、自分を演じている3人の女性のお話です。
学級委員で今もファン会員をまとめるリーダーの美千代、クラスの底辺的存在だったけど自分のために頑張って自分を変えたむつ美、特別な物語がない女優のつかさ。
それぞれすごく頑張っていて、そんなに苦しまなくても大丈夫だよと肩をぽんと叩いてあげたくなるような子たちで、ハッピーエンドまでは行かないけど、最近の言い方なら「ありのままの」自分をちょっと見つけられた感じです。
愛季ちゃんがどっちかっていうと計算高そうな印象だったんだけど、ふつうにすっごくいい子なのかしら。

それにしても、何で朝井リョウくんを読んで「ああ、女って嫌だなー」って思わないといけないのか。

レビュー投稿日
2014年5月25日
読了日
2014年5月25日
本棚登録日
2014年5月25日
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