村上海賊の娘 下巻

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本棚登録 : 4247
レビュー : 654
著者 :
tiaraさん ●ら~わの作家   読み終わった 

何とか今月中に読み終えることができた。
予想以上に手ごわかったなー。

戦国時代、城攻め、忍び…ときて今回は海賊。
歴史的には村上水軍として名を知られる瀬戸内海の広島・岡山あたりを拠点としていた海賊です。
戦国時代に当主だった村上武吉の娘・景(きょう)が、主人公。
織田VS本願寺の戦いで、上巻は砦攻めの陸上戦、下巻は難波海(大阪湾)で繰り広げられる海戦がメインになっています。

いろいろ個性豊かな海賊や門徒や武士が出てきて、それぞれの関係性や腹の中の考えが面白い。
天王寺砦や本願寺を攻める戦いも「のぼうの城」を彷彿させるようで、なかなか面白く読めました。
戦場に出る覚悟を思い知った景が一旦帰り、また海に出て鬼手となり皆を率いていく姿もかっこいい。
でも海戦の場面が長くて複雑で疲れたー。
史実に基づいているからか、ちょっとラストはあっさり目でした。

稀代の荒物な上に大層な醜女であるという景が、美的感覚の違う泉州侍にちやほやされているうちに、どんどん美しくなってきて、海戦を仕掛けるあたりはもうジャンヌ・ダルクのようです。
余りにカッコ良さに惚れるわー。
真鍋七五三兵衛との死闘も切ない。
なんか、映像化するなら誰かなーみたいなことイメージしながら読んでしまいました。

レビュー投稿日
2014年3月30日
読了日
2014年3月30日
本棚登録日
2014年3月30日
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