アイドルのお話。
リアルなようなファンタジーなような。
歌と踊りが大好きだった少女が夢を叶えることと、選択していく現実。
10代の移ろいやすくでもひたむきな感性が、なんかかゆいところに手が届く的な、上手く言葉に出来ずにもどかしい感じをそのまま言葉にしてくれるような、そんな感じで描かれている。
ラブシーンの下りは、なんだろうな、朝井リョウが書いてると思うからか、妙に恥ずかしかった。(笑)
アイドルとはいつの時代も、夢中になって追いかけてても、大して興味なく傍から見てても、不可思議で実態のつかめない存在であるけれど、夢を壊すような壊さないような感じの仕上がりでいいと思う。
エピローグは、ちょっと苦笑ですが。
17歳か、確かに特別ですね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
朝井リョウ
- 感想投稿日 : 2015年6月23日
- 読了日 : 2015年6月23日
- 本棚登録日 : 2015年6月23日
みんなの感想をみる