大切な「誰かが足りない」人々が集まる、10月31日の午後6時。
場所は広場に面したとてもおいしいレストラン「ハライ」。
物語は、それぞれが誰かが足りないという思いを自覚して受け止めていき、おいしいものを食べようと「ハライ」に行こうと思うまでを描いています。
どの話も、それぞれの心のしこりが温かいスープで溶けていくようでほんのりやさしんのだけど、ちょっと印象が弱い。
実は、ちょっぴりホラーな話かと勝手に思っていたりしたので。
いい話ではあるけど、何かが足りない感じがしました。
いろいろ停滞してくさくさしても、おいしいごはんを食べようと思うだけでちょっと元気になれるんだよね。
読書状況:読み終わった
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●ま~もの作家
- 感想投稿日 : 2013年8月24日
- 読了日 : 2013年8月24日
- 本棚登録日 : 2012年12月4日
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