メロディ・フェア (文芸)

3.39
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本棚登録 : 710
レビュー : 173
著者 :
tiaraさん ●ま~もの作家   読み終わった 

この人の本は読み終わって、いいのだけどちょっとしっくりこない部分が残ったりする。
でもなんか、次を読もうって手が出るんだよね。
同じような印象をもった作家さん何人かいるのだけど、こうして次に繋がってる宮下さんは実はわりと好きなんだろう。

地元に戻って郊外のショッピングセンターの化粧品のカウンターでビューティーパートナーとして働く小宮山結乃。
凄腕の職場の先輩、馬場さん。
鉄仮面のような厚化粧で世界征服を目指す幼馴染のミズキ。
化粧も結乃の仕事も否定し続ける妹の珠美。
様々な女性が登場しますが、眉毛ぼさぼさのから揚げおばさんから初恋の人の最期を明るい笑顔で送りたいと口紅を買う女性へと変化を遂げた浜崎さんが特に素敵です。

普通の女の子を普通に、でもとても丁寧に描いている印象だけど、あともう一歩掘り下げてほしかったかなぁ。
馬場さんにしろミズキにしろ白田さんにしろ、結乃にしても。
でもこのちょっと足りない感じが宮下さんクオリティともいえる。

お化粧がテーマというのは、女性ならば共感しやすいし、自分の登場人物の一人として楽しめるのがいいですね。
いつも同じメイクばかりなので、丁寧に楽しくメイクして丁寧に楽しく落とそう。

レビュー投稿日
2013年8月31日
読了日
2013年8月31日
本棚登録日
2013年8月31日
5
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