もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵 (角川文庫 し 6-14)

著者 :
  • KADOKAWA (2000年4月1日発売)
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感想 : 14
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本書は恐怖小説である。心臓の弱い人は読んではならない。
『本の雑誌』編集者である著者(椎名誠)が雑誌発行人めぐろ・こおじ(活字中毒者)を罠にはめ味噌倉に閉じ込めるという復讐劇である。外界から閉ざされ一切の活字を与えられなかっためぐろ・こおじの精神が崩壊していく描写がすさまじく戦慄を覚えた。監禁→禁断症状→調教というSM要素をふんだんに交えたサイコホラー小説でもある。それはともかくこの小説が黒澤清監督で映画化もされていたとは知らなかった。http://www.geocities.jp/positionwest3/04_jyouei/index.htm
DVD出ないかなあ…

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 読書
感想投稿日 : 2005年5月18日
本棚登録日 : 2005年5月18日

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