道然寺さんの双子探偵 (朝日文庫)

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本棚登録 : 232
レビュー : 26
著者 :
ちこ(´・ω・)さん 岡崎琢磨   読み終わった 

「寺の隣に鬼は棲むのか」
消えた香典と虚偽の真実。
傍からみたら尽くしていたのは彼女だったのかもしれないが、彼等は遠縁に住んでいる訳なのだから24時間全ての出来事は把握しきれてないだろうにな。
歳の差が大きく病を患っている人間と結婚となると、どうしても愛情よりその後の遺産目当てではと勘繰ってしまうのだろうな。

「おばあちゃんの梅ヶ枝餅」
思わず投げ返した和菓子。
今となっては意味の無い嫌がらせに一人でずっと戦ってきた彼女にとって、タイミング悪く渡された梅ヶ枝餅は悪意にしか感じなかったろうな。
自分からアプローチをしていたのか、もしくは振られた後なのかは分からないが彼女に対し嫉妬し嫌がらせをするのは筋違いではないだろうか。

「子を想う」
勘違いし乗り込んできたのは。
義母から護るまでは良かったが、一度妊娠し経過を知っているはずの彼には週数の知識を得る機会が無かったのか少し気になるな。
宗教らしい物に感化された考えを持つ母親という事を知っていたのであれば、最初から安定期に入るまで伝えないという手もあったのではないだろうか。

「彼岸の夢、此岸の命」
夢の中に出てまで伝えたかった事。
双子と彼の夢に出てきた人物が違っていたのは、互いに簡単な特徴を当てはめたからだろうが立っていた場所まで同じとなると少し引っかかるよな。
貧困でDVを受けていても彼女はきっと必死に小さな命を育てるつもりだったのだろうが、彼女の身体は限界だったのだろうな。

レビュー投稿日
2020年1月11日
読了日
2020年1月11日
本棚登録日
2020年1月11日
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