「鬼とシェアハウス」
ひっそりと家に住み着いていた鬼の正体。
原因不明となるとやはり気持ち的な部分から解決策を探すのだろうが、ここまで思い切った事をするのはすごいな。
「開かずの間の巨人」
始めから正体が分かっていた謎。
余程怪異的な状況でない限り、遅かれ早かれ必ず誰かがこの答えに辿り着き正体暴きをしていただろうな。
「彼氏の解体」
命の恩人である恋人の最後。
普通に考えれば有り得ない話だが、限界まで追い詰められた時に頼れたと思った事はとても大切なものなのだろうな。
「鎹のような家」
設計図に隠された迷いのある意図。
何かが起きてしまう前に全てが明るみになり、お互いの胸の内を明かし話し合えた事が一番だな。
発注するのは勝手だが、誰もが自分の為で作ってくれた者の事を考えてなかったのではないだろうか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
皆藤黒助
- 感想投稿日 : 2019年1月17日
- 読了日 : 2019年1月18日
- 本棚登録日 : 2019年1月17日
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