「一華との邂逅、潤の憂鬱」
彼が越して来た理由は。
息子が怪我をして帰ってきたら嫌でも両親は気にするだろうし度が過ぎれば、もしかしたらと学校に確認だってとるだろうな。
余程暇なのか、自分より弱い立ち位置に居たのが彼だけだったのか分からないが態々来るなんて。
「一華の住まいと潤の受難」
本当に住んでいる人数。
自分に実は兄姉が居たかも知れないという事実だけでも驚きだろうに、家に居るのはその子だと知った気持ちは複雑だろうな。
水子となってしまった子の話などしたくないだろうが、忘れられた様に感じそうだな。
「一華の過去と潤の展望」
友人を悪く言われた後に。
彼らは見えない人間なのだから、嘘か本当かわからないことを信じている分には構わないが友人である者に対し煽る様に酷い言葉をいうのは良くないだろう。
自業自得と言えばそれまでだが、どんな時でも一番怖いのは生きた人間だというのを痛感したな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
蒼月海里
- 感想投稿日 : 2020年10月26日
- 読了日 : 2020年10月27日
- 本棚登録日 : 2020年10月25日
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