2016.10.17 読了
藤谷治が3部作で描く青春音楽小説。2010年本屋大賞ノミネート作品。本書は主人公の津島サトルが高校時代からある時点(第1部では詳細不明)までを振り返るように語る回顧録として描かれている。第1部のタイトルは『合奏と協奏』。プロのチェロ奏者を目指す主人公が新生学園付属高校に入学し、合奏(=オーケストラ)と協奏(=ピアノ・トリオ)に向け奮闘する。南との恋模様も甘酸っぱくて良いが、お互いの音楽を認め合える仲間として描かれている場面が心に響く。1部を読み終えてすぐに2部と3部も購入。読む。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年10月16日
- 読了日 : 2016年10月16日
- 本棚登録日 : 2016年10月15日
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