文庫版 虚言少年 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2014年9月19日発売)
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本棚登録 : 310
感想 : 27
4

長い…とりあえず長い。

ケラケラ笑えるところがいくつかあって面白かった。
ただ笑える。バカだなぁ~って。

昭和の小学生の生活がひたすら書かれていて、元気だなぁ~と思った。
昭和と言っても「こっくりさん」「ひみつのアッコちゃん」「ドリフ」などが流行っている時代の小学6年生。

その年代に該当する方は読書ログにいるだろうか?

本当に良い時代だなぁと思った。
日本は昔のほうが断然良い気がする。
人間らしいというか…なんか本物の繋がりがあって素敵だ。

著者の京極夏彦さんは有名ですか?
作家の中でも、彼は特に語彙数が多い。
言葉をたくさん知っているんだなぁと心底思ったし色々な言葉に出会うことができた。

昭和どころか、大正や明治の日本…昔になればなるほどしんみり、いいなぁ~と思う。
それは平安まで遡る。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年1月1日
読了日 : 2015年7月18日
本棚登録日 : 2016年1月1日

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