能楽家の娘として生まれ女ながら能楽師になりたいと志した比丘尼こと綾の語る、東京、ロンドン、パリで明治や大正を過ごした若き日々の回想。三姉妹の次女として才媛へと成長し、親友同士である学生の片方と結婚するもドロドロはせず、全体が水で綺麗に薄めたみたいに内容は薄くないのにさらさらして心地好かった。
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2018年
- 感想投稿日 : 2018年10月14日
- 読了日 : 2018年3月3日
- 本棚登録日 : 2018年10月14日
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