iOS版ドラゴンクエストⅢのレビューになります。

1988年に発売された伝説のファミコンRPG。Ⅱで既に爆発的な人気を得ていたが、Ⅲで神と化した。スーパーファミコンでリメイクされたが、こちらもかなりの人気があった。スマートフォン版はスーパーファミコン版に近い仕様。

ファミコン版からの大きな違いを上げると
・どこでもセーブ出来る
・職業に盗賊が加わった
・性格という要素が加わった
・武器・防具が結構増えた(特に強力な女性専用装備が)
・道具袋があり、預かり所がなくなった。
・ちいさなメダルがある
・ドラクエⅣの様にパーティーの行動をAIに任せることが可能。
・クリア後の隠しダンジョンがあり、色違いの追加モンスターが沢山出現。

さすがに、面白かったです。ノスタルジー全開。ただガキの頃に比べたら全体的にあまり苦戦はしませんでした。防御殺法が使えないのにも関わらず。まぁ、大人の頭脳を使ってますし、なんと言ってもどこでもセーブ出来ますからね。裏ボスも、完全2回行動ではなくランダム2回行動の所為でそんなに強くなく。裏ボスの設定は良い感じ。鳥山ワールドですね。

今回気付いたのは、このゲームの補助魔法の有用性の高さ。とにかく良く効く。特にラリホーは強力で、この呪文の有用性に気付いたかどうかでゲームの難易度は大きく変わります。後半ではメダパニもかなり有効。まぁ、補助魔法というのはこれくらい効く敵が多く強力な方が面白いかもしれません。特に伝説の中ボス「バラモス」は、実はラリホーやマホトーンが割といい確率で決まります。素晴らしい設定。

レベル上げのダルさは相変わらず。しかも転職するとレベル1まで戻りますからね。。結局転職したのは一回だけ。オーソドックスパーティの勇者・戦士・僧侶・魔法使いで始め、途中で魔法使いが賢者に転職して、最終パーティは勇者・戦士・僧侶・賢者。悟りの書は2つあるので僧侶を賢者にしたかったのですが、賢者2人が全く同じグラフィックになるので、それが嫌でやりませんでした。FFⅢで忍者忍者忍者賢者とかやったときは別に平気だったんですけどね。笑

2014年10月9日

読書状況 プレイし終わった [2014年10月9日]

有名なバスケット漫画。先日雑誌連載で完結した。コミックはおそらく30巻で完結すると思われる。それぞれの選手の秀でた能力に、割りと恥ずかしい必殺技的な呼び名がついており、その名前を敵チームや観客も普通に呼ぶのが更に恥ずかしい。たまに本当に人間離れした技も出てくる。完全模倣(パーフェクトコピー)という技を使っている選手が、眼が写輪眼っぽくなったりして何気にネタ。

まぁ面白かったですが、なんとなくスラムダンクのパクりじゃね?って思うシーンが沢山ありました。まぁ高校生のバスケ漫画って時点で仕方ないのかもしれませんが、展開とかで「ワザとか?」って思うくらい似たパターンで被せてくる。

終了間際は結構盛り上がったのですが、エンディングが割りとさっぱりしていたのが残念。。

2014年9月23日

読書状況 読み終わった [2014年9月23日]

伝説の名作、ベヨネッタの続編。ベヨネッタは髪を切ってかなり雰囲気が変わった。ゲームシステムは殆ど前作と変わらず。よく言えばベヨネッタと同じ味わいがあり、悪く言えば変わり映えしない。グラフィックは多分綺麗になったと思うが、正直余り変わらない気がする。クリアに要する時間は10時間ほど。Normal modeの難易度はベヨネッタに比べてかなり低下したと思われる。

とても面白かったですが、前作ベヨネッタに比べると結構ボリュームダウンした感があります。ラスボスも前作に比べるとアッサリしてたし。殆ど新しいアイデアがないので、新鮮味が無いのも残念でした。ベヨネッタがそのまま続いてるくらいの気持ちでプレイするのが正しい楽しみ方かも。
ベヨネッタは髪が短い方が好みなので、そこはとても良かったのですが。笑 あとロード時間も大分マシになった。

前作は『fly me to the moon』がテーマ曲だったのに対し、今作は『moon river』がテーマ曲でした。またまた選曲がいい。最後にテーマ曲をバックミュージックに、ベヨネッタがポールダンスをやるのはお約束。

2014年9月22日

読書状況 プレイし終わった [2014年9月22日]

iOS版のレビューです。

27年前(1987年)に世に出た、ファミコンの伝説のRPG。子供にとって超絶難易度のゲームだったが、皆頑張ってクリアしていた。ラスボスがベホマ(完全回復)を使うという凄まじい絶望感は、後にも先にもこのゲームしか記憶にない。度々色々なプラットホームでリメイクされる。

オリジナルからSFC版で大分マイルド化された本作だが、SFC版からも以下の大きな変更がある。
①ギラがグループ攻撃に
②ルーラの行先がリストから選択出来る様に
③レベルの最大値が全員50に

①は序盤の戦闘に大きく影響するが、概ね良い改修だと思われる。サマルの戦闘能力の向上、魔道士の杖の価値向上、ギラを使う敵の強敵化などが主な影響。
②は移動のストレスを激減させる良調整。代わりに旅の扉のほとんどが空気と化した。
③は分かりやすくて良い。それに合わせてサマルとムーンの呪文取得レベルが変更されている。

ノスタルジックな空気に浸りながら、ストレスなく楽しめました。中断セーブがある為難易度はかなり下がってますが、敵の苛烈な攻撃はオリジナル版の印象そのまま。場違いな場所に行くと瞬殺されます。こちらが100%全滅する恐怖のメガンテも健在。ロンダルキアの祠の一歩手前で全滅しそうになったときは、本当に懐かしかった。

2014年8月27日

読書状況 プレイし終わった [2014年8月27日]

言わずもがな古典文学の代表作と同名のタイトルで、原作を現代風に作り替えた漫画。全10巻。登場人物の名前が変だが、これは原作の登場人物の名前に合わせている為だと思われる。

一気に読んでしまいました。面白かったですが、なんかこう後味は悪目。

「罪を償って、生まれ変わって帰って来て」

2014年8月22日

読書状況 読み終わった [2014年8月22日]

地球外生命体侵略系の漫画。原作はライトノベルで、今年に漫画化された。更にハリウッドにより映画化もされている。主人公は兵士。ヒロインも兵士。All you need is killは、昔の歌の意訳に従うなら「殺すことが全て」。

全2巻と非常に短いが、とても良い物語でした。よく思いつくよな、こういうの。

「ありがたい、ひとりは心細いからな。」

2014年8月13日

読書状況 読み終わった [2014年8月13日]

将棋の漫画。つい先日完結した。全35巻になると想定(コミックはまだ出きっていない)。ハチワンダイバーは「81マス(将棋盤のマス目の数)に潜る者」という意味。格闘漫画「谷仮面」「エアマスター」の著者であり、時代的にはエアマスターの6~7年後くらいの設定。将棋の合間に割りと多くの格闘があり、最後の方は将棋:格闘=2:1くらい比率で格闘シーンが多かった。主人公はギリギリのところでプロ棋士になれなかった青年。ヒロインは将棋が超強い巨乳のメイド。

かなり面白かったです。馬鹿な設定や話が多いのですが、それらが全然空回ってないというか、見ていてとにかくテンションが上がる。基本は将棋だけなので、中盤は割と話がパターン化して中だるみもありましたが、最後にかけてまた面白くなっていきます。最後の方では谷仮面、エアマスターからの皆勤賞となる皆口由紀も登場し、彼女の格闘部分もまたアツい。

「牛丼屋で頼んだ牛丼ツユだくがツユだくじゃなかったら怒るか?」
「やんわり怒るわ」
「だよな」

2014年7月26日

読書状況 読み終わった [2014年7月26日]

レースゲーム界を代表するシリーズの1つであるマリオカートの最新作。ハードとしては泣かず飛ばずだったWiiUからの販売で、低迷のWiiUに力強い活力を叩き込んだ。マリオカートは実は伝説のレースゲーム「F-ZERO」の血を引いており、今回の新要素「無重力地帯」は実にF-ZEROっぽくて良かった。

素晴らしいゲームでした。マリオカートを買ったのは初めてでしたが、こんなに遊び心がしっかり詰まったゲームは久しぶりにやった気がします。なんといってもコースの多さが素晴らしい。その数なんと32。しかもコンパチなコースも殆どない(1コースだけ)。過去の作品から取ってきたコースはある様ですが、それも綺麗作りこまれての復活なので、全然OKでしょう。やったことないですが、ネット対戦も可能です。

CPU戦は、4コースで一つのツアーになっており、ツアー中のトータル成績を競います。ツアーは8つ。難易度は、50cc(EASY)、100cc(NORMAL)、150cc(HARD)の3つが用意されています。150ccをクリアすると左右対称モードが選べる様になり、それらの全ツアー成績が1位になったところで、一応ゲームをクリアした気持ちになりました。マシンは終始バイクを使ってました。四輪よりバイクの方が、操作もビジュアルもしっくりくる感じだった。

唯一イラッとすることがあると言えば、、、攻撃系アイテムですかね。順位が低いほどアイテムボックスで強力なアイテムが出る仕様なのですが、スーパーキノコの様な加速系アイテムは全然いいんですけど、攻撃アイテムが酷い。攻撃アイテムって結局近くの敵に使うので、一回中位下位軍団に塗れるとお互いに強力な攻撃アイテムで攻撃しあって足を引っ張り合い、上位集団に全く追い付けなくなるというお馬鹿な状態が発生します。コンピュータは特に何も考えずに攻撃してくるからタチが悪い。3位以上の奴を攻撃しろよ!って思うのですが、通じる訳もなく。テクニックを駆使して1位でぶっちぎればいいのですが、1位のみを攻撃するトゲゾー甲羅の所為でそれも安定しない。最良の勝ち方は、1位2位が独走状態のレース展開で2位に付け、トゲゾー甲羅の犠牲になった1位を抜くか、スーパーキノコを所持してラストで抜き去る? それもサンダーで強制アイテム落としを食らったら水の泡ですが。

2014年6月27日

読書状況 プレイし終わった [2014年6月27日]

逆転裁判と同じ様な、捜査⇒裁判系のゲーム。漢字で書くとしたら『弾丸論破』というタイトルになる。ユーザーからかなりの評価を受けていたゲームで、iOS版があったのでやってみることに。

主人公は高校生(♂)。舞台は各方面のスペシャリストが集まるエリート高校で、登場人物もほとんど高校生。裁判は、普通の裁判所ではなく『学級裁判』となっている。逆転裁判よりもアクション性が強く、スピード感がある。その分、逆転裁判より謎解きの難易度は低い。フルボイスではないが、多くの台詞に音声が付き、音声の無い台詞にも一言汎用向けの音声が入る。ドラえもんの声がノスタルジック。

かなり、面白かったです。割と悪趣味な演出が多いのですが、それも含めてかなり芯の通ったサイケデリックな世界観を構築していました。終始暗い雰囲気なので、ちょっと鬱な気分になるかもしれません。各種漫画やゲームからの小ネタも多く、ファミコン・ジャンプ世代は思わずニヤついてしまうでしょう。

ちょっと微妙だったのは、血の色が蛍光ピンク色なんですよね。。。最初は年齢規制に絡む残虐表現関連の話かと思いましたが、どうやら作風を意識してわざわざそうしている様です。蛍光ピンクはかなり目立つ色なので、捜査のときは楽でしたが。

iOS/Android版では、chapter1は無料で遊べます。興味が沸いたらまず1時間くらいでもやってみて下さい。chapter1自体は数時間分のボリュームがあるので、かなり楽しめます。

2014年6月13日

読書状況 プレイし終わった [2014年6月13日]

機動戦士ガンダム・ユニコーンと読む。名称通り、ガンダムシリーズの一つ。時代的には『逆襲のシャア』の後あたりになる。主人公は初登場の少年だが、ヒロインはミネバ・ザビ。元は小説で、後にアニメ化された。全7話だが、1話1時間で最終話は1.5時間ある。

凄く面白かったです。一日で一気に全話見てしまいました。さすが元小説だけあってストーリーがとてもしっかりしており、映像も良かった。ユニコーンガンダムの造形が格好いいのも良かった。シャアの髪型は今一でしたけどね。。。なんであんな変な髪形思いついたんだろ。初代ガンダムのオマージュが多いのも特徴。多少しつこいぐらい被せてくる。

ストーリーの雰囲気が、なんかゼノサーガっぽくて懐かしくなってしまった。こういう旧世代の遺物が主題になるSFは大好きでござる。

「この虹の彼方に、道は続いている。」

2014年5月26日

読書状況 観終わった [2014年5月26日]

ジャンプで連載していた漫画。全32巻。少年誌に典型的な友情バトルマンガであり、霊を自分や道具に憑依させて闘う。割と印象深いキャラや霊が多く、ラスボスの持霊『スピリットオブファイア』はその格好良さと共に深く記憶に刻まれた。

一時期人気があった漫画だが、ある時期から急速につまらなくなり、未完のまま連載終了に追い込まれることになった。あと数巻あれば多分完結出来たし、これほど長く続いた漫画としては非常に不本意な終わり方だったと思うが、あの聖闘士星矢ですら最後は未完のまま連載終了になったことを考えると、これがジャンプのやり方と戦慄する。

つまらなくなった一因として、いわゆるザオリクの呪文(蘇生術)の出現がある。ただザオリクが在るだけならまだしも、使える奴が何人も居る為、ドラゴンボールの様に人の命が軽い漫画となってしまった。戦いは「いかにザオリクの回数を抑えて勝つか」にシフトし、敵にしてみたら「いかにザオリクを回数使わせてMP切れに追い込むか」みたいなのが基本戦略になってしまった。

せめてコミックで完結させてくれれば良かったのだが、後日談の紹介のみであった。残念。

2014年5月15日

読書状況 読み終わった [2014年5月15日]

銃夢と書いてガンムと読む。第1部が全9巻で、第2部(Last Order)が全19巻。完結はしておらず、第3部へ続く予定。第1部のラストと第2部は繋がっておらず、第2部は第1部のエンディング前で分岐したパラレルワールドみたいな感じ。主人公はサイボーグ(♀)で、機械やナノテクが氾濫している世界で物語は進む。第2部のメイン舞台は大気圏外。

第1部はまぁまぁ、第2部はかなり面白かったです。中盤のヴィルマ編は好き。が、1部も2部も最後が急ぎ過ぎな感じで微妙なのが残念。また人の身体や脳の記憶を情報化出来る技術があるので、誰かが死んでも割と無感動に再生されることのあるちょっと不気味な世界です。不老の技術も出回ってるしね。。。まぁその辺は割り切りで。3部もすぐに始まる様ですが、次の舞台は火星かな。

「独力での惑星破壊!!それこそが真の戦士!!」

2014年4月14日

読書状況 読み終わった [2014年4月14日]

毎回暗い物語を書くので有名な、湊かなえの著作。最近映画化された。化粧品会社のOLが殺害された事件が主題で、記者のインタビューに対する答えだけが延々と書かれている。明確な主人公が存在せず、敢えて言うなら記者か容疑者だが、そういう演出は特に感じない。

なんというか、あまり読み応えのない小説でした。事後の話も記事やブログという形で登場するので、物語っぽさが希薄です。別の著作『告白』のときもそうでしたが、片方の話し手がずっと喋ってる書き方は、読んでて何か味気ないですね。。その分映画にしたときの差異が大きく、観たいと思わせることが出来ますが、そういうパターンが続くと、興行的なことをワザと狙ってるのでは、という穿った見方もしてしまいます。

しかし、そんな釣りであることは分かってても、映画版は観てみたいですな。笑

2014年4月9日

読書状況 読み終わった [2014年4月9日]

殺人系の小説。上下巻。舞台は東京町田の高校で、主人公はそこの教師。主人公=悪役で、デスノートの夜神月的な感じ。悪の教典というタイトルは、ドリームシアターの曲から引用している。発売から2年以上経っているが、映画になったりマンガになったりで、中々の話題作であった模様。

SEX & Violenceなノリではありましたが、割りと食入る様に読んでしまいました。後味の良い作品ではないですが。。映画版も観てみましたが、後半のシーンは想像通りの迫力がありました。ただ、主人公の心理描写やその他色々を、小説に比べて省略し過ぎなのが残念。マンガ版はまだ完結してませんが、結構原作に忠実でGoodです。

「俺、もしここを切り抜けることができたら、一からやり直そうと思ってる。...ファイナルファンタジーのシリーズを全部な。」

2014年4月2日

読書状況 読み終わった [2014年4月2日]

iPhone版Final Fantasy 4 The after yearsのレビューですが、booklogに無いので一番近いここに掲載しておきます。

20年以上前に世に出たファイナルファンタジーⅣ(FF4)の続編。略してFF4TA。FF4の約10年後の世界で、主人公はセシルとローザの息子。オムニバス形式のストーリーとなっていて、全10章からなる。システムは大体FF4と一緒だが、新に月齢とバンド技がある。月齢は日によって変化する月の満ち欠けで、戦闘中の行動が強化弱化するというもの。バンド技はクロノトリガーにあった二人技三人技と同じ様なものだが、威力が非常に高い。
元々2Dのゲームだが、iPhoneのリメイクでは3D化している。FF4TAは是非一度やってみたかったが、一番買い易いPSP版の戦闘中キャラのグラフィックがあまり好きでなくスルーしていた。今回のiPhoneの3D系リメイクはその点をクリアしているので非常に惹かれるものがあり、やってみることに。

総じて、最後まで楽しめました。難易度は普通。ただ、章が多すぎてちょっと中だるみするというか、折角取れる行動が増えてきて戦闘が楽しくなってきたと思ったら、その章が終わって次の章ではまた武器攻撃しか出来ない様なキャラを操作しなくてはならない、という繰り返し。もう少し章が少なくても良かった。。その甲斐あってか最終章では20人以上のキャラから操作キャラ5人を選べる様になりますが、設定上明らかに優遇されているキャラは居るので、割と偏るのではないかと。FF4は武器攻撃と黒魔法の威力のバランスが秀逸でしたが、その点はこのゲームにも受け継がれており、黒魔法が空気にならずにちゃんと使われ続けます。バイオの効果音が懐かしかった。バンド技の威力が高いのもいいですね。DQ4のミナデインの様な残念さとは裏腹に、かなりハデなダメージを与えます。

残念なのは、iPhone版は携帯版Wii版PSP版に比べてかなりボリュームダウンしているこということ。特に残念だったのは、携帯版Wii版PSP版ではラストダンジョンにてFFシリーズからのゲスト出演があり、FF1の4カオス、FF2のパンデモニウム内の強敵、FF3の闇の世界の4ボス、FF5のオメガ神龍ギルガメッシュ、FF6のアルテマウェポンなどと戦うことが出来るのですが、iPhone版では軒並み削除されています。要はFF1,2,5,6は3D系リメイクが無いので、「グラフィックの使い回しが出来ない」ということですね。彼らを倒して手に入るはずだった武器防具は、iPhone版では普通に宝箱に入っています。一部の武具に関しては、代わりの(グラフィックの使い回しが出来る)敵キャラに守られていますが。

自分の最終パーティーは結局FF4と同じでセシル、カイン、ローザ、リディア、エッジ。誰でパーティー組んでもちゃんと戦えるので、攻撃、回復、支援がしっかり揃っていれば後は好みの問題。ローザより連続魔を覚えさせた賢者レオノーラを使う方が将来性は高いんでしょうけど、レオノーラを育ててまで闘う強敵が居ないのでね。。。

2014年3月17日

読書状況 プレイし終わった [2014年3月17日]

日常ほのぼの系漫画。全14巻。主人公はアンドロイド♀。時代背景は詳しく語られないが、温暖化か何かでかなりの陸地が水没してしまった世界。舞台は静岡県、神奈川県あたりがメインで、主人公は静岡県の朝比奈という所で喫茶店を営んでいる。

詳しく語られず謎なままの事柄が多いですが、総じて良い雰囲気の漫画でした。ヨコハマ買い出し紀行といいながらも横浜に行くことはかなり少なく、非常に都会っ気のない漫画です。一度だけ怒った主人公が印象的。

「あのさぁ、うそでニコニコしてやっていけるわけないじゃんよ。」

2014年2月19日

読書状況 読み終わった [2014年2月19日]

水商売のスカウトが主人公の物語。全38巻。スカウト自体も結構細かく描写されているが、メインはスカウト会社同士の抗争、そしてヤクザの抗争である。舞台は主に歌舞伎町、一部すすきのと香港。主人公は昔のヤクザっぽい任侠キャラではなく、ちょっと抜けてるお調子者。

中々面白かったです。絵も丁寧で見やすい。結末まで決めてから描かれたストーリーっぽく、ちゃんと完結しました。最後の方がかなり急ぎ足だったのは残念。新連載の都合か、単に作者が疲れたか、まぁよくあることですね。

「でも殺すなよ。そんなん、バカな俺でも分かる。」

2014年1月20日

読書状況 読み終わった [2014年1月20日]

SQUARE ENIX製作の3DS用RPG。BRAVERY DEFAULT FLYING FAIRY(BDFF)の焼き直しであり、よくスクエニが出す『インターナショナル版』に近い。が、改修点がかなり多く、更に完成度を増している。次回作のBRAVERY SECONDへの橋渡し的な役割もあり、クリア後にSECONDに関わるムービーを見ることが出来る。

改修点でも特に重要なのは、
・前作はコマンド入力の時点でブレイブが減っていたが、今作では行動した時点でブレイブが減る。ブレイブを行うリスクが下がったが、導師の節制等一部の技の使い方が難しくなった。
・難易度選択が出来る。HARDモードの敵はかなり強い。難易度はいつでも変更出来るが、最初からずっとHARDでクリアすると、クリアボーナスがある。
・7章と8章の内容がBDFFと大きく異なり、非常に見応えがある。(笑いもある)
・アビリティの効果・コストが全面的に調整されている。
・一度見たイベントやパーティチャットをいつでも再生出来る。


BDFFで2週して、今回で事実上3週目になりますが、それでもかなり楽しめました。HARDモードで最初から最後まで通しましたが、7章からよもやの苦戦。Lv99でも楽には勝てず、とてもやり甲斐がありました。隠しボスは強かった。。素晴らしい声優陣によるイベントがいつでも見れるのも、とってもポイント高いですね。薬師カダの声優さんは本当に上手い。。

アビリティの効果・コストは、戦術に影響が出るレベルで調整されていました。BDFFでみんな使っていた人気ジョブの海賊と導師はかなりの弱体化を受けていて、特に海賊の倍撃は酷いことになってました。全体的にサポートアビリティの利用コストが下がっているのがいい感じ。

BDFFをやってない人なら買いの一本。やっている人でも愛があれば買いの一本ですね。


[以下ネタバレを含む]







最終的なジョブは
【ティズ】
 ジョブ:忍者
 コマンドアビリティ:魔法剣
 サポートアビリティ:刀の心得,ダメージ分散,ホークアイ,プリシジョン
 装備:天叢雲,天叢雲,リボン,クリスタルベスト,ハイパーリスト
【アニエス】
 ジョブ:スーパースター
 コマンドアビリティ:聖剣技
 サポートアビリティ:治療の知識,HP倍化
 装備:デモンスタッフ,イージスの盾,リボン,ローブオブロード,エルメスの靴
【イデア】
 ジョブ:ヴァンパイア
 コマンドアビリティ:精霊
 サポートアビリティ:両手盾,ダメージ分散,HP倍化
 装備:イージスの盾,イージスの盾,リボン,ローブオブロード,エルメスの靴
【リングアベル】
 ジョブ:すっぴん
 コマンドアビリティ:歌唱
 サポートアビリティ:治療の知識,HP倍化
 装備:デモンスタッフ,イージスの盾,リボン,クリスタルメイル,エルメスのサンダル
となりました。

どんな局面でも安定して戦えることを目標に編成してみました。BDFFのときから大きく変えた点は、イデアを攻撃+サポート要員から純サポート要員に変更したこと。HARDモードの苛烈な敵の攻めに耐えるには、ランパートと精霊が両方ないとちょっと厳しい。今作では見た目が変わる衣装は独立して装備出来るので、ジョブのビジュアルは気にしなくていいのが楽。

ティズは、二刀流+魔法剣で1ターン最大8万ダメージを叩き出す唯一の攻撃要員。敵に弱点が無ければ魔法剣ホーリー(ダーク)+精霊の助力。前は召喚合体でスサノオ使ってましたが、天の叢雲は素でも割とクリティカルが出るので、多方面から強化する方が良いという結論に。属性攻撃じゃないとダメージが通らない敵も居ますしね。。防御がとにかく弱いので、ダメージ分散を装備。

アニエスはランパートによる物理攻撃防御と各種能力アップを担当。リ...

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2013年12月18日

読書状況 プレイし終わった [2013年12月18日]

ファイナルファンタジー13三部作の完結編。FF13-2のエンディングから500年後の世界で物語は始まる。FF13-2の追加エンディングで、眠りについたライトニングが未来に目覚めて歩くシーンが描かれているが、そこから始まるのが本作。世界が終わる間際に目覚め、終末の世界を旅する。

とても、面白かったです。FF13シリーズの中では間違いなく一番面白かった。面白かった主な理由は、ロマサガ並の圧倒的な自由度の高さと、大きな街のマップがあって、歩きまわって沢山の人と会話したり出来たことでしょうか。街を探検するというのは、オーソドックスながら非常に重要な要素なんですね。街の人との会話もフルボイスなので、ライトニングの声優さんは相当な量の会話を録ったことでしょう。

ストーリーも良かった。FFでストーリーに違和感なく最後まで行けたのは10以来ですね。全体的にFF13の集大成というより、FF全体の集大成的な感じもあり、歴代のFFシリーズのネタが随所に見受けられます。(ラスボスが「妖星乱舞」って技を使ってきたときは、何かとてもくるものがあった) 事前に明かされていた通り、ムービーは殆どなくオープニングとエンディングのみ。でも普通のときで十分綺麗だから、全く気にならなかったですが。エンディングはかなり良かった。


本作の一番大きな特徴は、ゲーム中に時間が流れ、特定の期日になると強制的にラストイベントに連れていかれてしまう、というもの。実際の時間の30倍の速さで時計の針が動きます。(1分が2秒くらい) ただし、戦闘中は時間は流れないのと、MPの様なものを消費すれば、1時間分くらい時間を止められるので、それほどキビキビ行動しなくても時間は十分あまりました。

本作は戦闘システムもかなり特殊です。ファイナルファンタジーはナンバリングが変わると戦闘システムも大きく変わることが多く、特にFF13はとてもアクション性の強いシステムに仕上がっていましたが、本作はその中でも更にアクション要素が強いです。(縦横無尽に動き回るような操作はしないものの、敵の攻撃を見てガード出来ないと戦闘で勝ち抜けない) 雰囲気としてはFF13-2のラストストーリー「女神の鎮魂歌」で戦うライトニングに近いものがあります。操作するのはライトニング一人で、3つのスタイルを切り替えながら戦いますが、スタイルには個別でスタミナの設定がされているので、1つのスタイルで疲れたらすぐ別のスタイルに切り替えて戦い続ける。なので、基本待ち時間は無く、ライトニングは常に動き回っています。ゲーム開始時に戦闘の難易度が選択出来、最初はEASYとNORMALがあります。開発者の推奨はEASY。自分はNORMALで始めましたが、確かに結構難しかった。ラスボスも強かったですね。しっかりサブストーリーをこなして強くなってたので、楽勝かな、と思っていたらとんでもなかった。


さて、2週目どうしようかな。。やるならHARD MODEだが、また後で考えよう。


[以下ネタバレ含む追記]







2週目、HARD MODEでやってみました。HARDと言えど基本的に戦闘は余裕で、アイロネート、エレキシュガル、ブーニベルゼ+以外は苦戦せずですが、この3体はかなり強いです。アウトワールドの住人からエーテルターボを買い集めてから挑むと、オーバークロックを頼りに適当な戦術でも勝てますが、余り達成感はありません。バトルスコアも滅茶下がります。1GP or 1アイテムで、戦闘時間40秒ロスくらいに匹敵する程減点食らうので、オーバークロックの連発→エーテルターボで回復とかやってると、あっという間にスコアは1点になります。

バトルスコアで高得点を狙うなら、極力GP or アイテムを使わない、が必要。アレイズ使ってからエーテルで回復とか最悪。復活...

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2013年11月30日

読書状況 プレイし終わった [2013年11月30日]

超有名な車漫画。全48巻。公道レースの漫画で、この漫画でスポーツカーの名前を知った人も多いはず。前作のバリバリ伝説から続く独特な擬音表現が良くネタにされる。主人公は豆腐屋の息子で、高校生の時代から物語が始まる。第一部は半分学園ものでストーリーも重厚だが、それ以降はレースが主体になっていきそれ以外のストーリーは無くなっていく。

全体的にみれば面白かったが、ラストのシンジ戦が今一だったり、絵がなんとなく雑になってきていて手抜きっぽくなってたり、最後の方は微妙であった。終わり方も若干急ぐような展開で、もう作者が描き疲れていたのだろうか。また、女を出す為か恋愛要素を頻繁に絡めてくるが、一部を除いて(なつきと恭子以外)箸休め感満載。主人公の最後の彼女に至っては、最終巻に登場すらしない。

しかし、主人公となつきの話が光る第一部(1~17巻)は☆4つ以上の面白さ。是非一読あれ。

2013年11月14日

読書状況 読み終わった [2013年11月14日]

歴史もの(?)の少女漫画。全27巻。時代設定は今よりかなり未来となっており、一度滅びた文明が、また弥生時代あたりから再興を始めて、飛鳥時代くらいまで来たところという雰囲気。主人公は山口あたりの族長の長女で、救世主と予言されながらも殺されてしまった双子の兄に代わり、革命軍のリーダーを演じる。

面白かったです。少女漫画よろしく、恋愛が主軸に添えられてたりヒーロー役が王子系だったり、そのあたりは人によっては目に障るかと思いますが、最初から最後まで考えられて作られたストーリーや、人がちゃんと死ぬハードな展開はなかなか見応えがあるかと。

同著者が連載中のマンガ『7seed』の世界と大きく矛盾しないので、もしかしたら7seedは現代とbasaraの間の出来事として描かれているのかもしれない。

「何をするべきとかじゃなく、何をしたいのかを、いつも忘れずに考えろ」

2013年10月21日

読書状況 読み終わった [2013年10月21日]

修羅の門の著者が描いた、歴史もの漫画。全45巻。現実の世界で起こった話のアレンジではなく、話も世界もオリジナル。世界の海を股にかける一族、その中の一船長が主人公。

面白かったです。歴史ものが好きな人なら楽しんで頂けるかと。コマ割は大きめなので、45巻といえども結構あっという間です。著者が格闘好きな所為か、たまにシーンに不似合いな素手での格闘が出てくるのですが、最後まで剣で戦って欲しかった気はする。そこが残念。

「そんな顔をするな。全部脚本どおりさ。」

2013年10月18日

読書状況 読み終わった [2013年10月18日]

格闘漫画。全31巻で一旦完結したが、現在【第弐門】というシリーズで続編が出ている。こちらはまだ連載中。二千年前より続く一子相伝の格闘術の伝承者が主人公。主人公は真空波とか気とか出してくるが、主人公以外は基本リアル系。

格闘漫画好きなら楽しめる漫画だと思います。スポットのあたる試合に一方的な試合が無く、どの試合も見せ場があって面白い。バキやBLEACHなんかは後半になって一方的な戦いの応酬になってどんどんつまらなくなっていきましたが、この漫画はその逆が面白さを産むことが分かってる感じがします。大袈裟な表現が多いので、そこは鼻につく人は居るかもしれない。

外伝で【修羅の刻】という歴史物があります。ご先祖様が歴史に登場する訳なんですが、この作者の本当に描きたかったものはこっち?って感じるくらい、生き生きと描いている。全13巻。こちらも面白いです。

2013年10月13日

読書状況 読み終わった [2013年10月13日]

ジョジョの奇妙な冒険の格闘ゲーム。有名アニメのキャラゲーをほぼ独占するバンダイナムコの製品。各部の主人公とラスボスは全て登場するが、後のキャラはポツポツ。3D格闘ゲームだが、鉄拳やバーチャファイターほど3D3Dしていなく、ちょっと軸移動が出来るくらいな感じ。オンライン対戦も可能。


なんというか、、、非常に惜しい残念なゲームだったと言えましょう。キャラゲーとしては素晴らしく、各所に本当に細かい芸が行き届いており、ジョジョファンなら計らずともニヤリとしてしまう場面が満載でした。さすがファミ通のレビューで40点満点だっただけある、と。

しかし、ゲームとしての評価は相当低いです。まずストーリーモードが最悪の出来。そもそもステージが全然揃っていないのに、無理矢理原作にあった組み合わせで対戦させるものだから、違和感が凄い。(例)ジョナサンとツェペリがDIOの館で戦う、等) そんな違和感を出すくらいなら、ラスボス戦だけ再現させるくらいでも良かったのに、と思う。

次に格闘ゲームとしての出来。これはやり込んでいないのでなんとも言えませんが、カプコンが昔に作った第3部のジョジョゲーに明らかに劣る感があります。各キャラの技パーツが似ている所為か、面白いルールが少ない所為か、何か単調なんですよね。。

最後にキャンペーンモード。衣装とかなんかゲットするのに必要だったりするのですが、完全に作業。超詰まらない。


これから先、DLCが何個かリリースされる予定で、キャラもポツポツ増えています。とにかく女キャラが全然居ないので、リサリサ、由香子、トリッシュあたりの投入が待たれるところ。(リサリサは確定した模様) まぁキャラが増えたところで熱が戻るかは分かりませんが、それでも期待せずにはいられないッ!!

2013年9月20日

読書状況 プレイし終わった [2013年9月20日]
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