大阪「駅名」の謎-日本のルーツが見えてくる (祥伝社黄金文庫 た 16-2)

著者 :
  • 祥伝社 (2009年4月13日発売)
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本棚登録 : 160
感想 : 17
3

大阪人としては気になったのと、「喜連瓜破」の記述の冒頭に
噴いて興味をそそられたのがきっかけで読んでみました。

評判が微妙なのに少し納得しました。
地名などは、現地の方への徹底したサーチが大切だと思うのですが、
この本はご本人が歩いたのと資料に頼っている感じで、
歴史的な考察に偏っているうえに作者様の独断で判断している
箇所なども多い感じがしました。

とはいえ、千船駅と東京の佃島との関係などは、大阪の人間にも
面白いものでしたが、やっぱり総合的に物足りないし掘り下げ
不足な感じがします。

うん、こういう著書は共著などのもののほうが面白いと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 一般系
感想投稿日 : 2012年6月9日
読了日 : 2012年6月9日
本棚登録日 : 2012年6月9日

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