歴史的なアプローチから、日本の医療の問題点や良い点について、
実に詳細に記述されている。
とかく専門家が口にされる日本の医療の良さ・レベルの高さと、
日本国民の満足度の低さ。
このギャップが一どこにあるのか?
このことが実に論理的に分かりやすく書かれている。
発刊が1996年と既に10年以上も前。
当然介護保険もスタートしていない時代であり、
書かれている情報の古さは否めないものの、
システム発足の歴史的な背景を知ることは価値が高い。
専門用語も多く、内容については決して易しいものではないが、
日本医療の今後を考える際には必読書と考える。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
教科書
- 感想投稿日 : 2010年10月18日
- 読了日 : 2010年10月18日
- 本棚登録日 : 2010年10月18日
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