
読み直したさ:★★★
共同体感覚、協力を軸に据えた教育、犯罪、結婚についての考察。
Evernoteにノート作成済。
〈感想〉
アドラーの理想は到底達成不可能であるが、だからこそ希望がある。ここで不可能だからといって、共同体感覚をもつ人間とその他を区別し、後者を軽蔑あるいは拒絶する誘因を感じるが、そうあってはならない。アドラーも言うように、共同体はまず地球上という条件のもとにある。だからこそ不可能だと感じるわけだが。
思考を修正された感があるが、この著作を読んだ女性(共感、コミュニケーションの重要性を意識した行為、ライフスタイルにある人)がどのように考えるのか興味がある(この著作に共感するところが多いのでは、と推察する。)。
- レビュー投稿日
- 2016年2月29日
- 読了日
- 2016年2月29日
- 本棚登録日
- 2016年2月27日
『人生の意味の心理学〈下〉 (アドラー・セレクション)』のレビューへのコメント
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