公務員革命: 彼らの〈やる気〉が地域社会を変える (ちくま新書)

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本棚登録 : 227
レビュー : 43
著者 :
tamamotokojiさん  未設定  読み終わった 

著者が描く理想の公務員像・役所像と自分のそれとが近く、かなり深い共感をもって読めた。

公務員をテーマにした本は、霞ヶ関の官僚についてのものが多い(気がする)中で、市町村の職員にフォーカスを合わせている点も評価できる。
安易な「民間の手法を官公署にも取り入れるべし」型の議論になっていないところもイイ。もちろんそのような議論が全くないわけではないけど、民間と官公署の違いを論じたうえで、何が公務員に適した方法かを検討しているので、かなり説得的。「欧米では~」式の話も結構多く出てくるけど、他のそのような議論展開にありがちな嫌味はない。むしろ、なんで日本でそれをやらないんだ!と歯がゆくなるばかりである。

最終章では転職支援やヘッドハンティング、副業、兼業を認め、職員個人のモチベーションを上げれば役所が活性化するはずだという、かなり刺激的な議論が展開されている。どの案も決して荒唐無稽ではない。十分検討する価値がある!

若手公務員が読めばモチベーションアップになるし、管理職が読めば効果的な組織運営を根っこから見直すきっかけになるであろう良書。

レビュー投稿日
2014年8月19日
読了日
2011年11月25日
本棚登録日
2012年5月19日
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