アフリカで野生動物の撮影をしている羽仁進さんは「生」と交錯する「死」を見つめ続けている。
そのエピソードは感動的で「生きる」意味を考えさせられる。
ミロコマチコさんの挿し絵は「重く恐ろしい死と共に、それを圧倒していく生の喜びが鮮やかに描かれている」と羽仁進さんが評している。
描かれる動物たちは、生の歓喜を全身で表しながら、顔は決して笑っていない。目が真剣なのだ。生きることに真剣な動物たちの姿がそこにある。
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- 感想投稿日 : 2021年2月6日
- 読了日 : 2021年1月29日
- 本棚登録日 : 2021年2月6日
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