青春とは、心の若さである。 (角川文庫)

  • KADOKAWA (1996年6月21日発売)
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かの松下幸之助氏もよく引用していたという、19世紀のユダヤ系詩人の作品集。
超直球なタイトルまんまの本です。


年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。
歳月は皮膚のしわを増すが情熱を失う時に精神はしぼむ。
苦悶や、狐疑、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。

(中略)

人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる


「人生のなかで、何かを始めるのに遅すぎるという事は無い。なぜなら今の自分は、これからの人生の中で一番若いからである。」
友達から教わった言葉とあわせて、アラサーと呼ばれる世代になったわたしに援護射撃。
よく人は若者を見て「いろいろできて良いなー」と思うけれど、その世代にはその世代の成すべきこと・情熱があるんでしょうね

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 詩集・俳句・短歌
感想投稿日 : 2012年8月14日
本棚登録日 : 2012年8月14日

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