静かで端正な文章が美しい。父親の、現代と過去の交錯する描写が秀逸です。意外にもハッピーエンド……(と私は思った)。一章の冒頭に引用されたギリシャ神話辞典の言葉「レーテー」の説明文から引き込まれる。あと、福永武彦と池澤夏樹って親子だったんだ……。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2010年11月24日
- 読了日 : 2010年11月24日
- 本棚登録日 : 2010年11月24日
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