壊れやすいもの (角川文庫)

  • KADOKAWA (2019年6月14日発売)
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本棚登録 : 300
感想 : 10

解説が山尾悠子だったので購入してみたら、『墓場の少年』の著者だった。角川文庫の翻訳ものはあまり注目していなかったからな……。
硬質な短編と詩を収録。詩のことはよく解らないが、本書においては、詩の存在がいいアクセントになっていて、スパイス的な存在感があった。短編もバラエティに富んでいて、幻想小説だけでなく、ホラー色の強いもの、SF寄りのもの、パスティーシュなど、次は何が飛び出してくるか解らない、おもちゃ箱のような1冊になっている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年7月23日
読了日 : 2019年7月23日
本棚登録日 : 2019年7月21日

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