2冊纏めて。
『ミステリーランド』の最終巻となった恩田陸の2部作が文庫化。
『オチが弱い』といういつもの欠点が出ている2作ではあるのだが、反面、『盛り上げ方が上手い』という最大の魅力も遺憾なく発揮されている。なんやかんやで恩田陸に求めているのは風呂敷の広げ方であって、オチではないのだ。あと、これに限らず、タイトルのセンスはずば抜けている。
しかし、折角、タイトルに『七月』『八月』とあるのだから、文庫も連続刊行にすれば良かったのにw
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2018年10月23日
- 読了日 : 2018年10月23日
- 本棚登録日 : 2018年10月22日
みんなの感想をみる