小学生の男の子を主人公にする自伝的小説です。
最初の数ページ、あまりの文体に放り出しそうになってしまいました。でも、読み続けるうちに面白くなってきました。
一介のサラリーマンの家庭なのに、民宿の如く次々に客が訪れる川津家。そして客とともに持ち込まれる様々な騒動を描いた人情物です。昭和の匂いも懐かしく。最後は少々説教臭さはありましたが。
ところで著者のかしわ哲さんはミュージシャン、5代目うたのおにいさんだそうです。
読書状況:読み終わった
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一般
- 感想投稿日 : 2010年9月14日
- 読了日 : 2010年9月14日
- 本棚登録日 : 2010年9月14日
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