まほろ駅前狂騒曲

4.15
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本棚登録 : 3644
レビュー : 456
著者 :
todo23さん 一般   読み終わった 

まほろ駅前シリーズってこんなに面白かったかしらん。
調べてみると「多田便利軒」を2009年「番外地」は2012年に読んでます。この「狂騒曲」の存在は知っていましたが、さほど積極的に手を出すことなく5年が経過。改めて見てみると、このシリーズ、みなさんの評価の星の数が後になるほど増えて行ってます。最初は行天の奇天烈ぶりに振り回されただけのイメージしかなかったものが、その背景が明らかになるにつれ、納得できる様になって来たのが好印象の理由かもしれません。
まずはとにかく登場人物が可笑しい。健康オタクのヤクザ(本人は否定)の星、面倒見が良い売春婦のルルとハイシー、バスの間引き運行を妄信する老人・岡。何となく浅田次郎さんのユーモア小説の登場人物の様です。そして何と言っても行天の行動の奇妙奇天烈さと、それに付き合う多田のボヤキ。そこに適度な泣かせ・人情を差し込んで見事な出来栄えです。
これに今回は多田の純情な恋愛もおり込んで、ちょっとやり過ぎなエンディングも許せてしまいます。
一気読みでした。

レビュー投稿日
2017年12月23日
読了日
2017年12月23日
本棚登録日
2017年12月23日
3
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